一級建築士事務所 アーキラボ・ティアンドエム
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< アイスキャンドルを。 | main | 札幌版次世代住宅基準 のつづき >>
札幌版次世代住宅基準
札幌市が検討を重ねてきた「札幌版次世代住宅基準」の運用が開始されます。これは札幌独自の高断熱・高気密住宅の基準で、日本国内で最高水準の性能を目指してつくられたものです。

国が平成11年に定めた省エネルギー基準の断熱性能は、寒冷地の札幌では確かに少し物足りない感じだったのですが、この札幌市独自の基準、これは・・・ちょっとすごい・・・。

等級は熱損失係数(Q値=断熱性能)と相当隙間面積(C値=気密性能)で評価されるのですが、国が定めていた次世代省エネルギー基準(北方型住宅レベル)を5段階の最低レベルに設定(少し前まではこのレベルが国内最高水準!)、北方型住宅ECOレベル(Q値1.3以下)がベーシックレベル、それを上回るキューワン住宅(Q値1.0を実現して暖房エネルギーをさらに半減させようとした超省エネ高断熱住宅)でも5段階の真ん中、スタンダードレベル。

トップランナーレベルになると、ほぼ無暖房で過ごせるのではないかとされるスペックになります。

具体的な補助金額等は来月にも公表されるようです。

等級基準は札幌市のホームページに分かりやすく書かれています。
http://www.city.sapporo.jp/toshi/kenchiku/jisedaikijyun.html

ちなみにわたしたちのアトリエATMNはキューワン住宅を実現していてQ値1.0、C値0.3。スタンダード・・・。厳しい。しかも、この表示制度は基本的にこれから建てられる住宅に採用されるそうなので、性能表示ラベルをいただくことはできないらしい。銀色のでもいいから、ほしいなぁ。

この基準の中でわたしたちが注目したことがもう一つあったのですが、それはまた明日書くことにします。