一級建築士事務所 アーキラボ・ティアンドエム
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ASJ札幌HKスタジオ建築家無料相談会 STUDIO LIVE 2012のご案内
2月から毎週末に開催しているASJ札幌HKスタジオ建築家無料相談会 STUDIO LIVE 2012の5月以降の日程が決まりました。

建築家相談会日程(クリックすると拡大表示されます)

わたしたちは5/19、6/30、7/7、7/28に参加予定です。

時間はいずれも13時から17時、3日前までの予約制です。

ご予約・お問い合わせは札幌HKスタジオのウェブサイトからお願いいたします。

普段のイベントではなかなかじっくり話を聞けない、でも特定の人のアトリエに行くのはちょっと気が引ける・・・と思っている方に特におススメします!


また、アーキラボ・ティアンドエムではイベントに参加していないときも随時、相談・完成現場の内覧を受け付けています。見学も兼ねて一度アトリエにいらっしゃいませんか?

こちらのメールフォームにご希望の日時をご記入の上、送信ください。日程を調整して折り返しご連絡いたします。(メールアドレスが間違っていると返信できませんので、送信前にいま一度アドレスのご確認をお願いいたします)

ご予約お待ちしております!






10年目
2012年4月16日、アーキラボ・ティアンドエムは開業10年目に突入いたしました。

2003年、月寒のマンションの一室でひっそりと開業して以来、諸先輩方々、施工業者の皆さま、所属団体の皆さま、友人知人などたくさんの方に叱咤激励いただきながらここまでくることができました。

そして何より、素晴らしいクライアントに恵まれたことに深く感謝しています。

何の実績もないわたしたちに一番最初の仕事をご依頼くださったCKKN紋別の家のKさんご家族、体裁も整っていないホームページを唯一の情報源にご依頼くださったCANNやCSTN千歳の家のTさんご家族をはじめ最高のクライアントに恵まれたことがわたしたちの何よりの宝です。

来年の10周年そしてその先の日々に向け、なお一層努力してまいりますので、今後ともアーキラボ・ティアンドエムをよろしくお願い申し上げます。

アトリエにもお気軽にお立ち寄りくださーい!


春:画伯
行ってきました。大丸札幌店で開催中。



ラメの作品にうっとり。このDMに使われている「上海南瓜」もラメ作品なのですが、実物はキラキラ感が全然違う!

到底買えるお値段ではございませんので、
こちらの特集でyayoiちゃんワールドを堪能いたします。

アトリエにも画伯がいらっしゃいました。



今までで一番の爆発っぷりを見せてくれたのは、アーキラボ(T)さんの札幌市立北辰中学校時代のご友人たち。楽しんでいただけて何よりです。

黒板絵画はもう何度も入れ替え作業をしていて、すでにたくさんの名画が生まれています。写真に記録しているので今度まとめてご紹介しましょう。そうしましょう。

爆弾低気圧のせいで一瞬足踏みしましたが、すっかり日が長くなって確実に春ですね。雪が全部解けたらATMNの外構工事です。畑の土づくりについても研究せねば!

あ、猫は今朝もいらっしゃいました。(一瞬すぎて写真なし)



本棚と机。そして、猫。
ホームページのWORKSに家具デザインのお仕事、「FYKN」をアップしました。



以前、子供部屋用に机、いす、ベッド、本棚、お道具箱、踏み台をセットにした子供家具をデザインしていましたが、今回は本棚と机。デザインオフィスでご使用いただきます。

空間サイズに合わせてこれを3台納めました。賃貸オフィスなので固定せず、場所が変わっても使い続けられるようにしています。制作費は1台67,000円。学習机としてもいいのではないでしょうか。シンプルなデザインなので小学校入学時から大人になってもずーっと使えます。天板の色などももちろんお好みに合わせて選んでいただけますし。使い勝手いいと思いますよ。

今回は家具と一緒に照明器具工事とカーテンの交換も行って、空間は劇的に変化しました。「リフォーム」ってほどのことはできないけど、ちょっと雰囲気を良くしたい賃貸住宅やマンションにお住まいの方にもおススメです。このようにわたしたちは家具デザインや照明、インテリアなどのご相談も喜んでお引き受けいたします。「どうにかしたいけど、どうすればいいか分からない!」ってときにはぜひご相談ください。


そして、猫。きました。アトリエに。お二方。

アーキラボの片方は大変な猫好きでして。このアトリエも、野良猫や野良犬(最近なかなかいないですけど)が迷い込んできますようにと塀の下のほうに隙間をつくったのですが、彼らは見事に上からいらっしゃいましたね。

木塀の上もスイスイ。お上手です。


警戒心たっぷりね。時間をかけて仲良くなってまいりましょう。次は犬に期待!お待ちしております。


 
竣工から3ヵ月
ATMNが竣工して3ヵ月が経ちました。自分たちが設計した空間を継続的に使用するのは初めての経験なので、いろいろと試してみた言わば実験住宅として日々観察を続け、反省したり手ごたえをつかんだりしています。

そしてわたしたち、一般的にはまだまだ厳寒期といわれる2月中旬から、暖房を少し弱めました・・・。

いや、暖房代の節約とかじゃなく・・・(もちろん節約もしたいけど)。

暑くなって・・・。

ATMNは床下に暖房を置いて、基礎と床のコンクリートに蓄熱して室全体を暖めようという計画です。引き渡しがすっかり寒くなってしまった12月だったため、蓄熱されるまではなかなか室温が上がらず(18〜19度)、3台の暖房機(ドライヤー3台分の熱量)はフル稼働でした。それが1ヵ月経ったころから「あれ!?」と思い始め、1ヵ月半過ぎたころに「あれれ!?」となり、2月中旬、ついに室温が24度まで上がっていることに気づき「あら〜(喜)!」となって、3台稼働していた暖房機の1台を止めました。

その後、室温は21〜22度を維持して現在に至り、春らしいお天気も手伝っていま稼働している暖房機は1台(ドライヤー1台分)のみ、それも日中は常に稼働しているわけでもなく、温度センサーによって勝手にオンオフを繰り返しています。

自動的に暖房費も下がりました。3ヵ月経ったいま、断熱にお金を掛けた分をどのタイミングで回収できるかという想定について思い至ることはなく、日々のランニングコスト負担が軽く済んでいることを単純に喜んでいます。

実際に住むと、そんな感じじゃないでしょうかね。
札幌版次世代住宅基準 のつづき(3)
前回のブログで「投資回収年数」のことを書きました。断熱・気密に掛けたお金は何年で回収できるか。あっという間には回収できないということ。

それじゃあ意味ないから断熱・気密にお金かけなくていいや。

と思ってしまった方もいるでしょうか??

それは大間違いでして。

ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか? 急激な温度変化が身体に及ぼす影響のことで、これで亡くなる方が年間に1万人以上、交通事故で亡くなる方の2倍以上いるそうです。冬の入浴後、寒い脱衣室や廊下に出るときなどに起こりやすいと言われています。しっかり断熱された住宅は室内における温度差がありませんから、住宅内でのヒートショックの予防につながります。

寒冷地ならではの風景に見られる「つらら」。太陽の熱が屋根の雪を解かしてできる場合もありますが、室内で暖房された空気が十分に断熱されていない屋根から逃げ、それによって屋根の雪が解けて作られている場合も多いです。室内を暖めるための暖房で雪まで解かす必要もないわけでして、雪を解かしている熱がもったいないわけでして、その熱のために支払う暖房代も安くはないわけでして・・・。

また、オール電化住宅に住んでいながら「寒いから」ということでポータブルの石油ストーブを併用している人や、暖房していても夕方は電気カーペットから離れられないと言う人の声も耳にします。せっかく新しく建てた住まいなのに基本的な快適性が得られないのは残念です。

札幌版次世代住宅基準で示された投資回収年数はあくまで「現状のままの灯油価格だったら・・・」「灯油価格が今の2倍になったら・・・」という「実際はどうなるか分からないけど例えてみると・・・」という数値上の目安でしかなく、「今より心地よく快適に過ごすための支出」という観点は含まれていません。

わたしたちのアトリエATMNが竣工してもう少しで3ヵ月。この3ヵ月で実感できたことを次に書きたいと思います。




札幌版次世代住宅基準 のつづき(2)
昨日のブログでチラッと触れた「投資回収年数」について。

断熱・気密性能を上げると、工事費は増える分、住んでからのランニングコストは抑えられるので、札幌版次世代住宅基準では増えた分の建設費を何年で回収できるかという試算も出されています。

灯油価格に換算しているのでなんとも微妙ですが、例えば1リットル75円で計算すると、昨日書いた通りベーシックレベルで50年、スタンダードレベルで77年。灯油価格が1リットル150円になったと仮定すると回収年数は半減、それぞれ25年、38年で回収するという計算です。電気やガス使用を想定するとまた違った結果になるとは思いますが、いずれにしても建築後、あっという間に回収できるとは言えません。

先日、住宅を建てるために土地を探している友人から「建物は30年経ったら価値がなくなるけど、土地の価値はゼロにはならないから、売ることも考えてとにかく建物より土地を重視したい」的なことを言われ、建物を提案しているわたしたちは軽く打ちのめされました。

言ってることはすごく分かるんだけど、「じゃあ30年後に売るためにそれまでの30年、寒くて暗い家に住んでもいいの!?」と尋ねましたが、現状、築30年の建物は資産価値がゼロ、建物があっても土地の価格(またはそれ以下)で売買されていますから、そう考えられても仕方がないのかもしれません。

長期優良住宅や今回の札幌版次世代住宅基準では、住宅履歴の保存や評価書を交付することで資産価値の向上が図られています。トップランナーレベルになると回収年数は短く想定して46年、灯油価格が現状のままだとしたら92年ですから1代で回収できるわけもなく、2代3代と受け継がれる100年(200年)住宅として資産価値のあるものという考えが根付かないと普及も進まないでしょう。

補助もそうですが表示制度についても周知されて、設備機器のように簡単に取り替えることができない躯体・壁の中身である断熱・気密性能にお金を掛けることの価値を正当に評価してもらえるようになることを、すごくすごく期待しています。


札幌版次世代住宅基準 のつづき
来年度(といってもあと1ヵ月後)から運用が開始される札幌版次世代住宅基準、この中でQ値やC値以外にわたしたちが注目したこと。

それはスペックを上げたときに増える施主の負担額も提示されていたことでした。

新築一戸建ての標準モデル延床面積125.9平方メートル(38坪)、3人家族の世帯で、ミニマムレベル(北方型住宅レベル、これは北海道の住宅だと割りと到達できるレベルだと思います)を0としたときに、ベーシックレベルに性能を上げると建設費は100万円程度の増加、投資回収年数は50年、スタンダードレベルにすると335万円増、投資回収年数は77年など、とても分かりやすく示されています。

わたしたちはBIS(断熱施工技術者)資格を保有していることもあり、補助金についての問い合わせを受けることが多々あります。建設費の一部に補助を受けられると、施主の負担が軽減され住宅ローンの額も減らすことができると考えられますから、当然受けられる補助は受けたいですよね。実際にわたしたちも木のいえ整備促進事業の補助を受けていますので、すごくよくわかります。

でも、これらの補助を受けるためには、その要件に見合った施工を施すための材料費、施工費が発生しますので、補助金額を上回る施主負担が発生するわけです。

例えば今回の札幌版次世代住宅基準では、50万円から250万円くらいの補助が受けられるのではないかと言われていますが、250万円の補助を受けられると予想されるトップランナー基準にするためには720万円ほどの負担増と試算されていますので470万円は施主の負担が増えることになります。

(3/1追記。補助金額はトップランナー基準で200万円、それ以下のレベルで50万円とのことです)

予算は限られています。その中で470万円の負担増・・・。ラクなことではありません。わたしたちのアトリエATMNだって、もっともっと予算があれば、もっともっと壁(断熱層)を厚くしたかった・・・、もっともっと窓にもお金を掛けたかった・・・。でも、このくらいのスペック(Q値1.0、C値0.3)がわたしたちの総予算における断熱・気密化費用としてはギリギリのバランスでした。

「快適」な状況って、デザインの満足度、高断熱・高気密化はもちろん、住まいに掛ける費用が自分の納得いくバランスで支出されたかってことも大いに関係していると思います。「断熱を削って暖房費すごいけど、広いから満足」と思う人もいるかもしれないし、「ちょっと狭くなったけど、暖かいしこれで十分」と思う人もいるでしょう。それぞれの希望の優先順位を見つけながら、その人にとってバランスのいい次世代住宅の設計提案をしていきたいなぁと思っています。

あ、この話、明日も続きます。久しぶりに真剣なことを書いているので、書きたいことがいっぱい。ご容赦ください。



 
札幌版次世代住宅基準
札幌市が検討を重ねてきた「札幌版次世代住宅基準」の運用が開始されます。これは札幌独自の高断熱・高気密住宅の基準で、日本国内で最高水準の性能を目指してつくられたものです。

国が平成11年に定めた省エネルギー基準の断熱性能は、寒冷地の札幌では確かに少し物足りない感じだったのですが、この札幌市独自の基準、これは・・・ちょっとすごい・・・。

等級は熱損失係数(Q値=断熱性能)と相当隙間面積(C値=気密性能)で評価されるのですが、国が定めていた次世代省エネルギー基準(北方型住宅レベル)を5段階の最低レベルに設定(少し前まではこのレベルが国内最高水準!)、北方型住宅ECOレベル(Q値1.3以下)がベーシックレベル、それを上回るキューワン住宅(Q値1.0を実現して暖房エネルギーをさらに半減させようとした超省エネ高断熱住宅)でも5段階の真ん中、スタンダードレベル。

トップランナーレベルになると、ほぼ無暖房で過ごせるのではないかとされるスペックになります。

具体的な補助金額等は来月にも公表されるようです。

等級基準は札幌市のホームページに分かりやすく書かれています。
http://www.city.sapporo.jp/toshi/kenchiku/jisedaikijyun.html

ちなみにわたしたちのアトリエATMNはキューワン住宅を実現していてQ値1.0、C値0.3。スタンダード・・・。厳しい。しかも、この表示制度は基本的にこれから建てられる住宅に採用されるそうなので、性能表示ラベルをいただくことはできないらしい。銀色のでもいいから、ほしいなぁ。

この基準の中でわたしたちが注目したことがもう一つあったのですが、それはまた明日書くことにします。




アイスキャンドルを。
せっかく小さいながらも雪山的な庭もあることですし。

ということで、アトリエでアイスキャンドルを作ってみました。



いや、作ったのはわたしの友人です。

自分たちで作ろうとしてみたら程よい感じに作れなくて、見るに見かねたご近所の友人が作ってきてくれました。



まぁきれい。ホントはもっとたくさん並べたいところですけれど。

来年はがんばりましょう。



翌朝。キャンドルの上に顔、出現。